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柔道整復師から…西條委員

日々運動は、気持ちよく

 世の中は、絶えず進歩しています。そして医学会も日々進歩し,昨日の常識は、今日では嘘というくらい変わります。誰でも運動をすることは、体に必要なことであり、大切なことと理解しています。そして、このことは以前から変わらないし、これからも変わらないでしょう。しかし、自分が運動不足なことはわかっているのになぜ実行しないのでしょう。それは現在自分が困っていないか、あるいは仕事で十分に体を動かしているという錯覚をし、自分に都合の良いように考えて、実行することを先延ばしにしているからです。 実は、私もなかなか実行できずにいる一人です。しばらくは通勤に歩くことを取り入れるのですが、時間の都合で車に乗ってしまいます。以前はそこで歩くことが終わってしまいました。
 しかし考え方を変えました。毎日歩こうとするとそれがストレスになってしまうので、週に4日ぐらいは歩くことにしました。そうしたら続けられました。雨が降ったらやめればいいのです。気持ちよく行うべきです。 悲しいことに、人間もまた日々老化が進みますが、自分が年齢を重ねてきて思うのは、年をとっても考えていることは、青年の皆さんと同じだということです。 ただ違うのは、体があちこち機能低下し始め、色々なことをあきらめなければならないことです。でも「気持ち」と「心」はどうにでもなります。そして体という入れ物を支配するのは「気持ち」あるいは「心」です。
杖を活用する高齢者 よく患者さんにまがった腰をまっすぐにできないでしょうか、と言われますがちょっと待ってください。人間の体は、年を経ると必ず前方にまがってきます。もちろん色々な原因によりますが、脊椎から出る神経は脊椎の後方から出て行きますので、人間の体は前に曲がり神経の通路を確保するようにできています。そこでお年寄りの皆さんに杖を突いてくださいと説明すると、年寄っぽくていやだと皆さんが拒否されます。でも杖を突いてでも歩いていただきたいと思います。杖を突くことにより腰が曲がっていても負担が少なく歩行が楽になります。足の衰えは、体全ての衰えにつながり、足・腰の不具合の原因は筋力の低下によるものが多いのです。そしてもう一つ、声が小さくなると体の勢いがなくなって気力がなくなってくるように思います。
 介護のお世話にならない体を目指して、さあ皆さん、声も大きく、体を動かし、活力にあふれた毎日を送りましょう。

公益社団法人長野県柔道整復師会 北信地区長 西條 賢治

■執筆者プロフィール
公益社団法人長野県柔道整復師会理事(平成19~)
     同上   北信地区長
公益社団法人長野県柔道整復師会広報部長
古牧整骨院 院長

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