信州の健康寿命をもっと伸ばしましょう!

地域編:須坂市から…須坂エクササイズ

地域の女性ボランティアが広める健康体操

 suzaka1須坂市は、健康で長生きな方が多い「健康長寿」のまちです。たとえば、高齢者に占める介護保険の要介護認定者の割合を示す「要介護認定率」ですが、全国平均18.0%のところ、須坂市は14.0%(2015年5月)と大きく下回っています。長野県の19市中でも最も低いのです。また2012年度から2014年度における須坂市の65歳以上の介護保険料は基準月額4,541円で、こちらも長野県内19市中で最も低い数字です。要介護認定率が低いため、介護保険の給付が抑制されているといえるでしょう。suzaka2

 もうひとつ須坂の健康長寿を支えているのが保健補導員の存在です。地域の女性たちによって構成される保健補導員は、運動や食生活など市民の健康に対する意識を高めるために大きな役割を担っています。

GR020184 そんな保健補導員活動の中で少しずつ作られたのが「須坂エクササイズ」です。現役の保健補導員および保健補導員経験者による「健康体操の会」には、毎回、多くの参加者が集まり、和気あいあいと楽しくエクササイズを実践しています。
 須坂エクササイズの特徴は、信濃の国やドレミの歌など、誰もが知っている歌を歌いながら体を動かすことです。つまり「頭と体を働かせる」エクササイズであり、このようにふたつ以上のことを同時に行うことをデュアルタスクと呼ぶそうです。デュアルタスクを継続的に行うことによって、加齢とともに進む認知機能の低下を防ぐ効果があると言われています。つまりボケない長寿脳をつくるということです。
 須坂市のこのような取組みは、長野県内はもとより、日本全国から注目されています。健康体操の良さは誰しも認識していますが、それを普及させるための仕組みとしての保健補導員の存在がとても重要です。地域の女性たちがボランティアとして関わっており、こ
れもソーシャル・キャピタル(地域の助け合いのチカラ)の高さを証明するものです。
 須坂市の活動から、健康寿命を伸ばすためのたくさんのヒントを得ることができるのではないでしょうか。
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